サイエンスマスターの今後の講義予定
講義の詳細は、サイエンスマスターのアプリからご確認ください。
子ども向けコース(小学校2年生~中学校3年生)
植物博士こうぞう先生と行く植物観察 不思議発見 東京都中野区限定企画
日時
2022年11月26日(土)13:00-14:30
集合場所
中野四季の森公園入口(雨天決行)
中野四季の森公園→産業振興センター→紅葉山公園(解説を聞きながら散策します)
持ち物
筆記用具・飲み物
※低学年で参加をご希望される場合は保護者の方の付き添いをお願いします。
人間がつくった森「明治神宮」の今昔物語と未来について考える
明治神宮は、現代の政治や法律の基礎を築いた明治天皇が崩御したあと(皇后の死後)、その功績を讃えるために造られました。北は北海道の樺太、南は台湾までの各地から献木された、それぞれの樹種の異なる特性を活かし、鬱蒼(うっそう)とした森になるように植栽され、現在の神宮の杜となりました。
100年も前に造成された場所ってどんな土地だったんだろう?
建物をつくる計画と森をつくる計画の違いってなんだろう?
管理手法や課題について、造園や風景学の知見を交えて解説します。
営農と植生がマッチしていた武蔵野(里山)の自然と原風景
昔の武蔵野(東京地方)は、原生林の自然植生とは異なる、二次林(クヌギ・コナラ林)の代償植生が広がっていました。本講座では、
人々の暮らしに欠かせなかった里山の林が、時代の変遷と共にどのように変化していったのか?
について学びます。人間の生活と共に守られてきた自然の多様性について知り、手付かずの原生林の環境と人工林(スギ・ヒノキ林)の環境を比較してみます。気づきをメモにしてみんなと共有して考えましょう。また都立自然公園について解説します。
小田原城内で名木古木めぐり 〜小田原城の名木古木の樹勢と保全環境〜(小学2年生以上・親子参加歓迎)
小田原城内には、北条5代氏直が見ていた「本丸の巨マツ」をはじめ、大正天皇(皇太子の時)が感銘を受けた「御感の藤」などの天然記念物級の名木・古木があります。大地震などの災害を経験してきた名木・古木とともに、赤や黄色に染まったイロハモミジの葉が散る中、すでに冬の準備が整ったサクラやウメの樹勢、冬芽を観察します。小田原城の名木・古木の樹勢、保全環境を、造園的知見を交えながら解説します。
冬の樹木「樹皮と冬芽」のマスターになろう
樹木になるためには、
枝や幹にある形成層のはたらきにより、二次肥大成長して太る
木化する(硬くなる)
2つの要素が必要です。
幹が太っていく過程でどこが成長したのか、幹の役割を考えながら、多様で多彩な樹皮を観察します。樹皮と冬芽の形態をセットにして覚えることで、一年を通して樹木の同定が可能になります。最後は、自分の力だけで、どれだけ樹木を判別できるかチャレンジしてみます。
講義の詳細は、サイエンスマスターのアプリからご確認ください。
大人・生涯学習向けコース
東京都八丈島の原生林の中で植物観察、野鳥観察をやってみよう
2022年11月19日(土)9:30-11:30
東京都八丈島は富士箱根伊豆国立公園に属しています。年間雨量3,000 mmを越える温暖多湿な海洋性気候です。八丈島のヘゴの森(私有地)には、たくさんのシダ植物、木生シダのヘゴ、黄八丈に使われるスダジイやタブノキをはじめ、原生林で満たされております。この豊かな自然環境には、絶滅が危惧されているアカコッコ、タネコマドリ、モスケミソサザイだけでなく、多くの渡り鳥も見られます。植物観察、野鳥観察は難しそうに見えますが、初心者にわかりやすく、実例をまぜながら、ゆっくりと解説しながら散策します。
人間がつくった森「明治神宮」の今昔物語と未来について考える
明治神宮は、現代の政治や法律の基礎を築いた明治天皇が崩御したあと(皇后の死後)、その功績を讃えるために造られました。北は北海道の樺太、南は台湾までの各地から献木された、それぞれの樹種の異なる特性を活かし、鬱蒼(うっそう)とした森になるように植栽され、現在の神宮の杜となりました。
100年も前に造成された場所ってどんな土地だったんだろう?
建物をつくる計画と森をつくる計画の違いってなんだろう?
管理手法や課題について、造園や風景学の知見を交えて解説します。
営農と植生がマッチしていた武蔵野(里山)の自然と原風景
昔の武蔵野(東京地方)は、原生林の自然植生とは異なる、二次林(クヌギ・コナラ林)の代償植生が広がっていました。本講座では、
人々の暮らしに欠かせなかった里山の林が、時代の変遷と共にどのように変化していったのか?
について学びます。人間の生活と共に守られてきた自然の多様性について知り、手付かずの原生林の環境と人工林(スギ・ヒノキ林)の環境を比較してみます。気づきをメモにしてみんなと共有して考えましょう。また都立自然公園について解説します。
冬の樹木「樹皮と冬芽」のマスターになろう
樹木になるためには、
枝や幹にある形成層のはたらきにより、二次肥大成長して太る
木化する(硬くなる)
2つの要素が必要です。
幹が太っていく過程でどこが成長したのか、幹の役割を考えながら、多様で多彩な樹皮を観察します。樹皮と冬芽の形態をセットにして覚えることで、一年を通して樹木の同定が可能になります。最後は、自分の力だけで、どれだけ樹木を判別できるかチャレンジしてみます。
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